1tは何kgか

皆さん、1tは何kgか分かりますでしょうか。

多くの方は「1000kg」と答えたと思います。ところが、実は場合によっては、そうとは限らないのがトンという単位なのです。

今回は、トンが示す質量が国によってどう変わるかをご紹介いたします。

トンには3種類ある

トンという単位は、我々になじみのある1000kg以外にも2つ、計3種類存在します。その3つについて一つずつ説明していきます。

仏トン、メトリックトン

まず、我々になじみのある1000kgに等しいトンは、他のトンと区別するために「仏トン」「メトリックトン」と呼ばれています。

「メトリック」とは「メートル法の」という意味で、メートル法とはメートルとグラムを基準とする単位制度のことです。つまり、ぴったり1000kgとグラムを基準とした定義をされたから「メトリックトン」というわけです。また、「仏」とはフランスのことで、メートル法がフランス発祥であるから「仏トン」とも呼ばれています。

英トン、ロングトン

次に、「英トン」または「ロングトン」と呼ばれているトンがあります。こちらのトンが何kgかといいますと、1016.0469088kgになります。

「英」とはイギリスのことで、こちらはイギリスで用いられているトンになります。また、他のトンよりも質量が多いことから「ロングトン」とも呼ばれています。

米トン、ショートトン

最後に、「米トン」または「ショートトン」と呼ばれているトンがあります。こちらは1トンで907.18474kgです。

「米」とはアメリカのことで、こちらはアメリカで用いられています。また、他のトンよりも質量が少ないため「ショートトン」とも呼ばれています。

3種類のトンを使う国の違い

「仏トン」「英トン」「米トン」がそれぞれどの国で使われているかですが、基本的には以下の通りです。

  • 仏トン…イギリスとアメリカ以外の国
  • 英トン…イギリス
  • 米トン…アメリカ

つまり、1トンが1000kgでない国は圧倒的に少数なのです。しかし、その2国が日本とも馴染みが深い国であるため、英トンや米トンが無視できない存在になっているというわけです。

トンの違いが生む問題

この3種類のトンが存在することによって、イギリスやアメリカと荷物をやりとりする際に問題が発生することがあります。特に米トンは仏トンとの差が大きいため、確認を怠ると思っていたよりも少ない量の荷物しか届かない、などといった事態になる可能性もあります。

そのため、もしイギリスやアメリカと荷物をやりとりするときは、トンがどのトンかを確認しておく、または始めからトンは使わずにkgを使う、などの対策をしておく必要があります。

まとめ

以上、トンが示す質量が国によってどう変わるかをご紹介いたしました。

イギリスやアメリカとやり取りする際に、認識のずれの元になってしまう危険性があります。皆さんももしこの2国と仕事をするときには、このことを念頭に入れておくとよいでしょう。





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