
Duplicate Postについて
WordPressで記事を作成していると、以前作成したページの内容をコピーして、それを編集してページを作成したい、といった経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような場合はコピーしたい記事の編集画面を開き、その内容をコピーして新規追加に張り付ける、といった方法もありますが、この方法ですとタイトルやカテゴリーなどはコピーできないため、ちょっと面倒だと思います。
そこでプラグイン「Duplicate Post」の出番です。このプラグインを用いれば、作成済みのページからタイトルや本文、カテゴリーなどをコピーしたページを作成することができます。
詳しい情報については、こちらのDuplicate Post公式ページをご確認ください。
今回は、Duplicate Postの使い方と設定方法についてご紹介いたします。
なお、プラグインのインストールや有効化につきましてはWordPressのプラグインをインストールする方法をご確認ください。
Duplicate Postの使い方
Duplicate Postの設定方法
まずはWordPressのダッシュボードを開きます。
「設定」を押します。
「Duplicate Post」を押します。
①「複製する投稿/ページの要素」にて、ページをコピーするときにコピーしたい内容をチェックします。
②「タイトルの接頭辞」に、ページをコピーしたときにタイトルの先頭に挿入したい文字を入力します。
例えば、「コピー記事」と設定すると、「2017年のジュースのトレンド」というタイトルの記事をコピーした場合「コピー記事2017年のジュースのトレンド」というタイトルの記事になります。
なお、①でタイトルにチェックを入れていない場合、②の内容のみのタイトルで記事がコピーされます。例えば、「コピー記事」と設定して①のタイトルのチェックを入れていないと、どんなタイトルの記事をコピーしても「コピー記事」というタイトルの記事になります。
③「タイトルの接尾辞」に、ページをコピーしたときにタイトルの後ろに挿入したい文字を入力します。
例えば、「(要確認)」と設定すると、「2017年のジュースのトレンド」というタイトルの記事をコピーした場合「2017年のジュースのトレンド(要確認)」というタイトルの記事になります。
また、②と③を両方入力するとそれぞれが反映されます。例えば、②で「コピー記事」、③で「(要確認)」と設定すると、「2017年のジュースのトレンド」というタイトルの記事をコピーした場合「コピー記事2017年のジュースのトレンド(要確認)」というタイトルの記事になります。
なお、①でタイトルにチェックを入れていない場合、②と同様に③の内容のみのタイトルで記事がコピーされます。さらに、①でタイトルにチェックを入れずに、②と③を両方入力した場合は、②と③の内容で記事のタイトルが作成されます。
④「メニュー順を増加する数」に、メニューの順序の数をふやしたい場合はその数を設定します。
⑤「複製しないカスタムフィールド」に、コピーしたくないカスタムフィールドがある場合は入力します。
⑥「複製しないタクソノミー」で、コピーしたくないものがあればチェックします。
⑦「設定を保存」を押します。
設定が完了しました。
記事のコピー方法
「投稿一覧」を開きます。
コピーしたい記事のタイトルにカーソルを合わせると、①「複製」②「新規書き下ろし」というメニューが追加されています。
①「複製」を押すと、その記事のコピーが下書きで作成されます。
②「新規書き下ろし」を押すと、その記事をコピーした記事の編集画面に移動します。
まとめ
以上、Duplicate Postの使い方と設定方法についてご紹介させていただきました。
内容が近い記事や昔書いた記事の最新版など、活用できる場面はいろいろあると思います。皆さんの効率的な記事の編集に、Duplicate Postが役立つことを願っております。