
WordPressのインストール後に何をすればいいか
ブログのためにサーバーを用意し、WordPressをインストールしたはいいものの、次に何をすればいいか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
今回はそのような方々に、WordPressのインストール後にしておいた方が良いことをご紹介します。
WordPressへのログイン
まずは基本中の基本ですが、ちゃんと正しくユーザー名やパスワードを把握しているかをログインして確かめます。
WordPressのログイン画面を開きます。URLは各自異なりますが、「(WordPressをインストールしたURL)/wp-login.php」となっております。
①「ユーザー名またはメールアドレス」を入力します。
②「パスワード」を入力します。
③「ログイン」を押します。
ログインできれば、下のような画面に移動します。
ニックネームとブログ上の表示名の設定
ログインできたら、管理者であるあなたの「ニックネーム」と「ブログ上の表示名」プロフィールを設定します。
初期状態では、「ニックネーム」及び「ブログ上の表示名」は「ユーザー名」と同じですが、ログインなどにも使うユーザー名と同じなのはセキュリティ上好ましくありません。ユーザー名とは異なるものを設定しましょう。
「ユーザー」を押します。
「あなたのプロフィール」を押します。
①「ニックネーム」を入力します。
②「ブログ上の表示名」を、ニックネームと同じものを選択します。
ページ下部の「プロフィールを更新」を押します。
プロフィールが更新されました。
サイドバーのカスタマイズ
次はサイトのサイドバーをカスタマイズします。
サイドバーはサイトの利便性を大きく左右します。サイトが使いやすくなるようカスタマイズすることは重要です。
「外観」を押します。
「ウィジェット」を押します。
ウィジェットを移動させることで、サイドバーを編集します。
なお、このページではウィジェットを移動させると自動で変更されるため、編集が終わったら他のページへ移動したりページを閉じて大丈夫です。
逆に、元のサイドバーに戻したい可能性がある場合は、編集前にサイドバーの状態をメモなど記録しておきましょう。
サイトの各種設定
次に、サイトのタイトルやトップページ、コメントなど各種の設定を行います。
「設定」を押します。
設定する内容に応じて各種項目を押します。
サイトのタイトルとキャッチコピーの設定
サイトのタイトルとキャッチコピーは、いずれもサイトの顔となる部分ですので、その点を踏まえて検討の上設定しましょう。
「一般」を押します。
①「サイトのタイトル」を入力します。
②「キャッチフレーズ」を入力します。
また、初期状態ではチェックが外れていますが、もし③「だれでもユーザー登録ができるようにする」にチェックが入っていた場合は、理由がない限りはセキュリティ上外しておきましょう。
ページ下部の「設定を変更」を押します。
設定が変更されました。
更新情報サービスの設定
更新情報サービスとは、記事の投稿や更新をした時に、その情報を指定したサービスへ通知する、というものです。通知したいサービスがない場合は空欄にしておきましょう。
「投稿設定」を押します。
①「更新情報サービス」を入力します。
②「変更を保存」を押します。
設定が変更されました。
サイトの表示設定
「表示設定」を押します。
①「ホームページの表示」で、サイトのトップで表示するページを設定します。
基本的には「最新の投稿」を選択しますが、特定のページを表示したい場合は「固定ページ」を選択の上表示するページの設定をします。
②「1ページに表示する最大投稿数」を入力します。ページの分量にもよりますが、10以下に指定しておきましょう。
③「RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数」を入力します。「1ページに表示する最大投稿数」と同じ値にしておくとよいでしょう。
④「RSS/Atom フィードでの各投稿の表示」を選択します。どちらか悩んだら「全文を表示」でよいでしょう。
⑤「検索エンジンでの表示」は、基本的にチェックを外しますが、検索エンジンに引っ掛かりたくない場合はチェックします。
ページ下部の⑥「変更を保存」を押します。
設定が変更されました。
コメントの表示設定
次はサイトへのコメントに関するの設定をします。
「ディスカッション」を押します。
①「投稿のデフォルト設定」②「他のコメント設定」③「自分宛のメール通知」④「コメント表示条件」を設定します。
これらの項目はサイトの運営方針によって適した設定が変わりますので、目指すサイトによって設定を決め、また状況によって変更するようにします。
⑤「コメントモデレーション」は、承認が必要となるコメントを、⑥「コメントブラックリスト」は、投稿が破棄されるコメントを設定します。サイトの意図に合わない投稿を防ぐことができますので、サイトに合わせて設定しましょう。
ただし、「コメントブラックリスト」に関しては、扱いに注意しないと問題ないコメントまで反映されなくなってしまう危険性もあります。
私の知人の体験談なのですが、「エロ」という単語を含むと投稿できないように設定した結果、「イエロー」が引っ掛かってしまったという例があります。
自信がない場合は、まずは「コメントモデレーション」の方で設定した方が良いと思います。
ページ下部の「変更を保存」を押します。
設定が変更されました。
ページのURLの設定
「パーマリンク設定」を押します。
「共通設定」より、用いるURLの規則を選択します。
URLの規則は好きなものを選んでかまいませんが、長くならないものを選んだほうが無難です。
ページ下部の「変更を保存」を押します。
設定が変更されました。
サイトを非表示に設定
WordPressのインストールが完了した時点で、すでにサイトは公開されています。
すぐに記事を投稿するのであればよいですが、そうでなければ一旦非表示にしておいた方がよいでしょう。
ページを非表示にするには、WP Maintenance Modeというプラグインを導入することで可能になります。
WP Maintenance Modeにつきましては、WP Maintenance Mode使い方と設定方法も参考にしてください。
各種プラグインの導入
先ほど紹介した「WP Maintenance Mode」以外にも、WordPressには導入した方がいいプラグインがいくつか存在します。
特に初心者の方にお勧めのプラグインをWordPress初心者に最低限必要なおすすめプラグインにまとめましたので、そちらもご確認ください。
まとめ
以上、WordPressのインストール後にしておいた方が良いことをご紹介させていただきました。
記事を書き始めてからも変更は可能ですが、変更の内容によっては思わぬ面倒が発生する場合もあります。皆さんも最初にいろいろな設定を済ませ、記事を書く準備を整えましょう。